元転勤妻の2児の母、テレワークしながらIgA腎症とつきあう日々の記録

「とわいえ」な日々

テレワークしながらIgA腎症とつきあう日々の記録

【志布志しぶしぶ通信】vol.16 ゴッドファーザーが教えてくれたこと

1年目は観光、2年目に慣れて、3年目に飽きると言われる移住生活。とはいえ我が家は転勤族。3年目に飽きるどころか庭の生態系ががらりと変わり、憎たらしいイモ虫を指ピンチできるようになったわたくしは、志布志市志布志志布志に住んで3年目の、害虫格闘派主婦系ライターです。

皆さまにお伝えしなくてはならない、哀しいニュースがひとつ……。それはもう3月の話になるのですが、ミラ爺が、畑をやめてしまったのです。ショックから立ち直るのに半年かかってしまいました。最近「これミラ爺にもらいました、うらやましかろー」系の野菜投稿がないなあと思っていたら、こういう深いわけがあったのでございます。

畑をやめてからのミラ爺は、チラチラ見る限り少しお痩せになったようで、以前よりも縮小した感じ。いつもの白いスパッツ(パッチ)にランニング(下着)のお姿でたまに庭に出られるご様子に、勝手に切なさを感じていたのでございます。

先日、あわよくば野菜をもらいたいという下心が噴出するのを抑えつつ、心配な面持ちでご訪問してみたのです。耳の遠いミラ爺をコールするのは、相変わらず覚悟と腹筋が必要でしたが、変わらぬ屈託のない笑顔で、宮崎のソウルドリンク「ヨーグルッペ」を大量に持ってきてくれました。ありがたや。

畑をやめたというものの、ミラ爺のお庭には立派な家庭菜園があります。高難度ネイティブ鹿児島弁を必死で聞き取るに、立派な有機栽培でそのコツは「害虫は踏みつぶし」あとは「石灰をまく」くらいなのだとか。

ユリーカ!

3年目にして家庭菜園の土壌がおかしくなったのは、栄養がなくなったから、あーこれが「土がやせた」ということなのか、ということを実感として知ったのでした。化学肥料を使わず有機で畑をすると、植物にはいいけど、害虫にも美味しいんだ。考えてみたらそりゃそうだ。だから逐一手で害虫を取り除いたり、土自体を「育て」ないといけない、ということも教えてくれた。

やっぱりミラ爺はすごい。それに、ネイティブヒアリングができるようになってきた、わたくしも結構すごい。写真桜島大根。桜島大根だけは、悪質土壌でも元気に育っている。やはりその土地のもの、ってのは強いんだな。
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1年目は観光、2年
目に慣れて、3年目に飽きると言われる移住生活。とはいえ我が家は転勤族。3年目に飽きるどころか庭の生態系ががらりと変わり、憎たらしいイモ虫を指ピンチできるようになったわたくしは、志布志市志布志志布志に住んで3年目の、害虫格闘派主婦系ライターです。

皆さまにお伝えしなくてはならない、哀しいニュースがひとつ……。それはもう3月の話になるのですが、ミラ爺が、畑をやめてしまったのです。ショックから立ち直るのに半年かかってしまいました。最近「これミラ爺にもらいました、うらやましかろー」系の野菜投稿がないなあと思っていたら、こういう深いわけがあったのでございます。

畑をやめてからのミラ爺は、チラチラ見る限り少しお痩せになったようで、以前よりも縮小した感じ。いつもの白いスパッツ(パッチ)にランニング(下着)のお姿でたまに庭に出られるご様子に、勝手に切なさを感じていたのでございます。

先日、あわよくば野菜をもらいたいという下心が噴出するのを抑えつつ、心配な面持ちでご訪問してみたのです。耳の遠いミラ爺をコールするのは、相変わらず覚悟と腹筋が必要でしたが、変わらぬ屈託のない笑顔で、宮崎のソウルドリンク「ヨーグルッペ」を大量に持ってきてくれました。ありがたや。

畑をやめたというものの、ミラ爺のお庭には立派な家庭菜園があります。高難度ネイティブ鹿児島弁を必死で聞き取るに、立派な有機栽培でそのコツは「害虫は踏みつぶし」あとは「石灰をまく」くらいなのだとか。

ユリーカ!

3年目にして家庭菜園の土壌がおかしくなったのは、栄養がなくなったから、あーこれが「土がやせた」ということなのか、ということを実感として知ったのでした。化学肥料を使わず有機で畑をすると、植物にはいいけど、害虫にも美味しいんだ。考えてみたらそりゃそうだ。だから逐一手で害虫を取り除いたり、土自体を「育て」ないといけない、ということも教えてくれた。

やっぱりミラ爺はすごい。それに、ネイティブヒアリングができるようになってきた、わたくしも結構すごい。写真桜島大根。桜島大根だけは、悪質土壌でも元気に育っている。やはりその土地のもの、ってのは強いんだな。