書けない覆面取材
人間、年齢を重ねるといろいろ出るわよね~、なんてぼやきが周囲から
ちらほら聞こえるようになりました。年を重ねるという言葉の意味を問いながら
今日もチコチコやっております。
お店や人の取材をしていると、どんな人や施設にも「あ!」やら「お!」やら
気づきがあって、程度がすごいと鳥肌を立てたり鼻息荒くなってしまったりするのですが、
ふとその興奮を感じる一方でどこかで静観している自分も存在します。
職業病なのでしょうか、はたまた第六感がすんごいんでしょうか、
プロ妄想家なのか、注意力散漫なだけか。
「当事者」ではない私をいつも振り返り反省させていただけるのは
取材という仕事のおかげだなと、突然ですが気づいた午後です。
ちょっと人には言えませんが、現場に飛び込んでおります。
外から見るもの感じるものと、中から見るもの感じるものがどう違うのか
その世界をのぞき見させていただける、ありがたさを感じています。
みなさんはどんな世界を行き来していますか?