元転勤妻の2児の母、テレワークしながらIgA腎症とつきあう日々の記録

「とわいえ」な日々

テレワークしながらIgA腎症とつきあう日々の記録

【志布志しぶしぶ通信】vol.18 農道はパラダイス

南国にあるまじきアンビリーバブルな豪雪を冷静に満喫したマダムde志布志がお送りする、心のふるさと通信でございます。庭でカラスがアホーアホーと鳴いとります。
 

志布志にきてもうすぐ丸3年。幸福のレベルがだいぶ低くなりました。お金がなくても、面白いんです。

志布志の農道の両脇には、緑の畑が連なっています。


最初は「緑が果てしなく続いているな」程度の認識であったものが、ここにきてそのバリエーションに目を見張るようになりました。思わず対向車線にはみ出して、トラックの運ちゃんにブブーッて鳴らされるほどの傍若無人ぶりです。


「ここで子供に思いっきりサッカーさせられるやん!」と思ってイエ~イと立ち入ってしまった芝は、ふつうに売り物だったとか、鉛筆の芯みたいに真っ黒い土にぎょっとしたりとか、ナウシカの黄金の麦畑みたいなやつや~とか、規則正しく積み上げられた巨大マシュマロの正体がわかったりだとか。


サツマイモ畑の緑と、トラクターの赤とのコントラスト。汗をふきふき収穫をする人が逆光で浮き立つさま。


それから雨がやんだあと、先日の雪の日の翌日も、鳥が一斉に出てきて餌を探します。その鳥の種類はまだわかりませんけれども、それをただ眺めているだけで、頭の中パラダイスです。
 

絶対にガイドブックに載らないと思いますし、人でにぎわってほしくもないし、頑張ってPRしたいわけでもないんですけど、ただただ、土のある風景って、面白いんです。その語るすべが乏しくて、それが今は不幸です。

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