元転勤妻の2児の母、テレワークしながらIgA腎症とつきあう日々の記録

「とわいえ」な日々

テレワークしながらIgA腎症とつきあう日々の記録

【志布志しぶしぶ通信】vol.8 近所の人々の癒しは格別である

除湿器を買うかどうかモンモンしていたのに去年よりも13日早く梅雨明けしてがっくりした空回り主婦が、しぶしぶタウンからお送りする「志布志しぶしぶ通信」。2030年、あと17年度には日本って「超」少子高齢化社会になると言われるが、志布志じゃ歩けばじじばばに当たる。

うちの目の前に住んでいるかわいいじいちゃんは、去年奥さんを亡くして大きなおうちに一人暮らし。なんかそれだけでも涙が出そうになるが、とても元気。覗き見する限り、毎日ちゃんとお洗濯をして、ちゃんとお料理をしている。もみじマークをつけてミラに乗ってる。ただ、ものすごく耳が遠いらしく、半径1メートル以内で叫ばないと聞こえない。そしてものすごく近眼。毎日、彼の安否が心配なのである。

そんなミラ爺、留守中によく野菜を届けてくれる。自分や仲間が採ったじゃがいもや玉ねぎなど。いびつな野菜たちだけど、とってもおいしく感じる。

そんな優しい彼には仲間も多い。毎朝8時ごろ、いそいそと愛車の「ミラ」でどこかへ出発する。出勤前にこの写真を写してるとき停車してくれたので、どこへ行ってるのか聞いたら、どうやら仲間と「コレ」に行く、と。ゴルフのようなマネをしてくれた。

農業焼けなのか赤黒く日焼けした丸顔に老眼鏡、にっこり笑った白い歯がまぶしい。今日も前歯がなかった。

先週は、うちの家主がやってきて、庭に木を植え、ガレージの屋根をつけ、すだれを取り付けてくれた。野菜を置いて行ってくれた。彼もいいお年。やっぱり笑顔が素敵。しかし、歯が欠けている。

志布志には、明るくてかわいい笑顔のじじばばが多い。前歯やどこかが欠けていても。きっと、何かがあるんだろう。

そんなことを考えながら、この炎天下に、超目立つママチャリで、幼稚園の送迎をする志布志のマダムであった。